|
---- 過去の記事を読む
|
|
┗8月分
|
|
No.11 「浮気調査」 VOL.11 〜調査計画・準備〜
純一の不貞の証拠を収集する為、調査員は週末の「お忍び旅行」 に狙いを定める事とした。 先日得た情報(旅行は、早朝出発・電車移動・温泉地) を元に調査計画を立てる。 もちろん予定変更が無いという訳ではなく、「決め付け」は禁忌だが、 ここでも予備調査が重要な役割を果たす。 旅行する人物の尾行というものは、仮に旅先や宿泊先が判っていたとしても 容易なものではない。 長時間・長距離に及ぶ追尾は 「覚知」(対象者に尾行の事実が発覚する事)や 「失尾」(対象者を見失う事)の危険度が高い。 また旅行となると、タクシーの利用から航空機の利用まで、 様々な「難関」がある。 その中には、指定席を確保できないと利用出来ない乗物や、 参加出来ないイベントなどがある。 なかでも、宿泊先(ホテル・旅館)を把握出来ていない場合、 途中のミスは調査にとって致命的で決して許されない。 これらの事をふまえて、予備調査は進められていく。 交代要員、車両の数やその配置計画は慎重に立てる必要がある。 また調査員各自は、常日頃から地理的な知識を蓄えておかねばならない。 調査員は予備調査を進めながら、「純一」及び交際女性の旅行前の 行動も確認する。それらの行動の中に、旅行社への立ち入りや切符の購入、 書店での観光雑誌の購入など二人の旅行に関する情報が得られる 可能性もあるからだ。 これら完全な予備調査を施した上で、当日の調査に臨む事とする。
|
|
|